レペゼン地球がZEPP2000枚のチケットを2分で売り切った4つの戦略

俺らみたいなヤツじゃ
Zepp平日しか借りれんくて
「まぁ失敗しても金借りたらいいや」と思ってたのに
チケット2分で売り切れたらしいちんこ。— DJ社長【レペゼン地球】の中の人☝( ◠‿◠ )☝ (@DJ_Shacho2) 2018年4月29日
ZEPPダイバーシティ2000人のキャパの箱をなんとたった2分で売り切ったレペゼン地球。2分でZEPP埋められるなら武道館も時間をかけたら埋められるでしょう。武道館のキャパって14000人くらいですからね。
しかもね、すごいのがレペゼン地球ってどっかの芸能事務所に所属しているわけではなく、完全に1から自分たちで集客しているんですよ。
しかも、DJ活動を初めて3年でここまで達成したのです。これ運やマグレじゃないですよ。DJ社長が世界最先端のマーケティングスキルを駆使したからこそなんです。
芸能事務所なんて目じゃないくらいのマーケティングを仕掛けているんです。その最高峰のマーケティング技術を全て公開します。
DJ社長は4つの柱となるマーケティング戦略を組み込みたった3年でここまで成長させたのです。
1.DJ社長のメディア戦略がすごい
2.DJとして、DJと戦わなかった
3.広告をつけなかった
4.生活費を稼ぐ仕事を一切しなかった
これら4つをそれぞれ徹底解剖していきます。
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1.レペゼン地球のメディア戦略「綿菓子作戦」
レペゼン地球の戦略ってめちゃくちゃ綿菓子のようです。最初は割り箸のような
ステップ1Twitterで動画をあげて初期のファンを作る
レペゼン地球の始まりはTwitterです。
Twitterと動画の相性ってめっちゃくちゃいいんですよ。もし、最初にYoutubeからやっていたらもっと時間がかかっていたと思います。
Twitterはリツイート機能があるんで面白い動画をあげると割といい感じのスピード感で拡散されるんですよね。
しかも、その当時(いや、今も)あげている動画は、DJらしい動画ではなく、 人の関心を集めるような面白い動画です。
ステップ2:Twitterからアクセスをユーチューブに流す
そして、 TwitterからYoutubeにアクセスを流しているのです。 Twitterである程度影響力を得た上で、Youtubeに乗り込んでいるため、最初の頃からチャンネル登録者数をある程度確保することができたのです。
そして、そこでユーチューブのチャンネル登録者数が一気に伸びたことから、Youtubeのアカウントも育ち始めました。
ステップ3:Youtubeチャンネルが独自で育つ
Twitterで集めたファンをそのままYoutubeに流すため、 Youtubeのチャンネルはかなり早く育ちました。そして、Youtubeで注目を浴びるようになってきたので、そのまま
ステップ4:YoutubeのアクセスをTwitterに流す
次にユーチューブのアクセスをTwitterに戻します。ユーチューブの概要欄から、レペゼン地球のメンバーのTwitterにフォローを促しています。
こうすることで、TwitterとYoutubeが相乗効果で、ファンを増やし合うのです。
また、Twitterの特性で、ファンが次のファンを呼んでそのファンがまた次のファンを呼ぶ。どんどんレペゼン地球のファンの輪が大きくなるのです。
ステップ5:ファンをLINEで保存した
最近、レペゼン地球はLINE@をはじめました。これでなにができるかというと、ファンに直接この動画見てってお願いできたり、ライブやるから見にきてね!って言いやすくなったんです。
TwitterとYoutubeはアカウントを剥奪されると、その時点で何もできなくなります。しかも、ユーチューブとTwitterは更新してもなかなか通知できません。
GmailはYoutubeやTwitterの投稿の通知は「ソーシャルボックス」に分類されてしまうので、ほとんどの人は、気づいてもいないでしょう。
なので、ここで「LINE」と連携して、レペゼン地球からお客さんに直接通知をすることができるようになりました。
さらに、いつでもファンに連絡を送ることができる状況を作り出したのです。
ステップ6:ラインライブで既にいるファンに満足してもらう
ラインライブのおかげで、既にいるファンを満足させるためには、このようにラインライブなどをしてファンを濃くする必要があります。
今後は、ZEPPの2000人が2分で売り切れってことは、申し込むことすらできなかった人も多いと思います。なので、ファンの格差をつけるために、ファンクラブとかもできてくると思います。
レペゼン地球は DJだけど DJとは戦わない
レペゼン地球って、DJ集団だけど、DJとして戦っていないんですよね。だって、DJで戦うには純粋にスキルで勝負しなきゃいけないですよね。それだと昔からやっている人が有利になるのは当たり前です。
たった3年では ZEPPを埋めるほどには絶対になれないんですよ。マクドナルドだらけの街でマクドナルドとして挑むようなもんですよ。もう、見分けつかへん。
だから、レペゼン地球はDJとして戦わなかったんですよ。ほとんどのラッパーやDJは、DJの世界でのし上がろうとするんですよね。(普通はそうなんですが、)
普通のDJは、マクドナルド同士で争っているんですよ。多少の大小はあるものの、全店舗にだいたい同じようなメニューで同じような曲を作る。だから、相当スキルがないと上に上がれないんですよ。
しかし、レペゼン地球の戦略は違います。街にモスバーガーを作ったんです。マクドナルドだらけの街にモスバーガーを作ったんです。普通のDJって歌いません。曲を組み合わせて曲を作る人ってイメージです。
レペゼン地球は歌うし、なんならHIPHOPにこだわっているわけでもありません。ラップじゃない曲だって出します。そう、普通のDJ論的には間違っているけど、他の人と全く違う戦略をとったんです。
クラブでちびまる子ちゃん流してみたり。
Twitterでテキーラー一気の動画をあげたり。
そうやって、他とは違うDJ像を目指したことで、他のDJっていうライバルの存在を完全に無視することができたんです。
2.広告をつけなかった
これめちゃくちゃ疑問に思っている人多いんじゃないですか?レペゼン地球のyoutubeチャンネルに広告をつけると何百万円も広告費が入るんですよね。
でも、それをせずになんで広告をつけないのか?これは何度か動画内でも説明していますよね。
DJ収入がたくさん入るようになったら、広告をつけるかもしれんけど、レペゼン地球はDJ集団だから広告をつけないんですよ。DJ社長ってこうやって広告でお金を得ないと言うことで、実はいろんなメリットがあるんですよ。
①目立つ
レペゼン地球ってヤリチンDJ集団ですよね。しかも結構お金お金って動画の中でもいうじゃないですか。そりゃあもう、Youtubeチャンネルには広告ベッタベタに貼ってあるに違いない。
そう思って見たら、
い、いつまでたっても広告が掲載されないだと、、、
どうしてだよぉぉぉおおおおおお
たつや
ってなりますよね。これでめちゃくちゃレペゼン地球に興味が湧くんですよ。
Youtuberって言うのは、Youtubeの広告で稼ぐことがメインの収益になっています。だから、結構くだらない動画でも更新しないと生きていけないんです。
なんでそうしないんだろうってすごく関心を集めることができるんです。
②信頼預金がたまる
信頼預金って言うのは、革命のファンファーレって言うキングコング西野さんが書いたビジネス書に書いてある概念なんですけど、信頼預金が貯まれば、信頼がたまるんですよね。
革命のファンファーレに書かれています。
「信用」があれば、いつでもお金に変えることができます。でも逆の「お金」を積んでも信用には変えられません。だからこそ、これからの時代「信用を稼ぐこと」を第一にしなければなりません。
まさに、レペゼン地球がやっているのはこれだと思います。レペゼン地球にとって本当に売れてほしい商品は「ライブ」や「CD」「ライブDVD」「グッズ」なはずですよね。
じゃあ、これが一番売れるには、どうするのが一番いいのか?それ以外はただただ提供することです。めちゃくちゃ面白い動画を全くお金を受け取らずにアップロードしてくれる。
しかも「俺たちはDJだからユーチューバーではないんだ!」という熱い信念もある。こりゃあ、みんな信用しますよ。僕もレペゼン地球大好きだし、アマゾンだけど、曲買ってるし、このブログで売ってるし(笑)
今、レペゼン地球になんとか貢献したいからこんなブログも作って、なんとか曲が売れたらな〜って思ってやってます。
ちなみにamazonのレペゼン地球の曲が売れても僕には、2円しか入らないからね(笑)
レペゼン地球の曲って1曲200円で販売されているし、amazonって売った人に1%の報酬が入るんですよ。すると、2円。。(笑)わきた2円か!!もちろん収入のほとんどはレペゼン地球へ!
4.レペゼン地球の活動と生活費を稼ぐ活動を完全に分けた
はっきり言ってこれがレペゼン地球がここまで成長できた最大の要因です。一応生きていくことはできるレベルの生活費を稼げるようにしておいたことが最大の成功の原因です。
今からDJやろうって決めたとします。でも生活のための仕事があります。朝から晩まで働きます。夜帰ってきて色々ご飯食べたりしていたら21時くらいになります。そしたらもうやりたいことに使える時間なんて2〜3時間ですよね。
これじゃあ一生有名になんかなれないです。
生活するためのお金を稼ぐための事業もDJ社長はやっていました。それがバーエルフです。ここで稼いでいたお金でレペゼン地球はお金のための仕事をせずにDJ業に専念できたんです。
例えば、DJ社長やDJふぉいや銀太がもしバイトしながらだったらどうでしょうか?絶対にここまでの成長はできていなかったでしょう。
作詞作曲なんて10曲書いてそのまま10曲リリースできるわけないんですよ。10曲リリースしたけりゃ、その10倍くらいの曲を作って9割をボツにするのが普通です。
DJ社長は3日に1曲、いやもっと凄まじいペースで曲を書いているはずなんです。そしてその中でレコーディングした曲がYoutubeに上がっているわけですよ。
さらに、動画の編集を全てDJ社長がやっているんですよ。それでいて200本を超える動画をあげているんですよ。まずそもそもこの単純に量がすごいってところを見たほうがいいです。
バイトしながらこんなペースでやるなんて不可能なんですよ。
これって、脇やまるがバーエルフでしっかり生活のためのお金を稼いでくれていたからこそ、DJ社長が有名になるための仕事に集中できたんですよ。
最後に
レペゼン地球の成功の裏側には確実に戦略があり、適当にやってたらなぜかうまくいったとかそんなこと絶対にありません。人生は戦略です。DJ社長も言ってましたが「頑張る」んじゃなくて「どう頑張るか」なんです。
そして、あなたがやりたいことをやろうって思ったとしても、お金を稼ぐためにはやりたくないことをする時も必要なんです。
まず、お金の心配がある状態でとりあえず好きなこと、やりたいことを初めても絶対に途中でそのやりたいことを諦めなければならない時がきてしまいます。
「お金や生活の基盤を作る」→「やりたいことを一生掛けてやる」
という順番です。
僕だってそうでした。趣味は世界を旅をしたり、日本中を旅行して回ることです。海外旅行でもいちいち日本に戻ってくるのがいやでした。帰りの切符なんて買わずに旅行したかったんです。
そのためには、お金だけでなくて、時間的にも自由じゃないとダメでした。だからこそ僕はネットでお金を稼ぐことにしました。